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電気工事の現場ってどのようなところなの?現場の流れを解説


 

電気工事は、さまざまな現場で仕事をしています。

 

たとえば、建設物の内装としての建設電気工事や鉄道の電気設備を専門にしている業種である鉄道電気工事などが、主な電気工事です。

 

しかし、それらの仕事内容や現場でどのような作業をしているのか、なかなかイメージできないのも事実です。
今回は、電気工事の現場について、主に建設電気工事を中心に一日の流れや作業内容について解説をします。

 

電気工事現場で行われる1日の流れ

電気工事現場で行われている基本的な1日の流れは次のとおりです。

1・始業と現場説明
2・作業
3・休憩
4・昼食
5・午後の作業
6・ミーティング
7・休憩
8・作業

 

始業と現場説明でスタート

まず、現場に電気工事関係者やほかの建設関係者が集まります。

 

そこで元請けの会社(住宅であれば住宅メーカーなど、大規模工事ならゼネコン)から工事内容の説明が行われます。
ここで安全確認などを行い、感電などの事故の予防対策をするのが特徴です。

 

午前中の作業のスタート

説明を受けて安全確保を行ったら電気工事をスタートさせます。

 

具体的な作業内容は現場によって異なりますし、同じ電気工事でもメンテナンス、修繕、新設の工事等でまったく異なります。

 

また、建設電気工事や鉄道電気工事でも工事内容が違うので、具体的には説明できません。

 

午前中の休憩を行う

午前中、10時になると多くの現場で休憩が行われます。

 

ここで休憩を取って午前中の折り返しにつなげていきます。
業界では10時の一服と言われている現場休憩がこの時間です。

 

昼食で午後に備える

午前中後半の作業を行ったら、昼食を取ります。

 

この時間は長く、1時間程度取る現場がほとんどです。
作業を行ったら、しっかり休んで午後の電気工事に備えます。

 

午後の作業とミーティング

午後の作業として午前中の作業を継続しますが、電気工事現場のトップである職長や管理者クラスの方は、ほかの業種の関係者とミーティングを行って、仕事の打ち合わせをします。

 

午後の休憩を取ってラストスパート

15時になると電気工事の作業も休憩を行います。

 

休憩をしたあとに作業を進めますが、作業再開前に翌日の流れやミーティングの連絡事項などを聞くこともあります。
現場によっては、この伝達が一日の作業のあとに行われるケースもみられるのです。

 

終業まで作業を続ける

終業まで作業を行います。

 

進捗によっては、終業時間までラストスパートで一気に作業を進めていくので、最も集中して仕事をしている時間ともいえるでしょう。

 

電気工事の現場作業3つ

電気工事の現場作用は次の3つで構成されています。

・墨出し:基本のラインを引く
・配管工事:配線を通すための配管を設置する
・配線工事:電気を通すケーブルを引いていく

 

これらについて解説します。

 

墨出しで電気工事の基準を決定

墨出しは、さまざまな建設の業種で行われる作業で、電気工事でも行われています。

 

簡単にいえば、すべての電気工事の基本となるラインを引いていく作業であり、多くの現場で職長かそれに準じた実力のある方が担当します。

 

要求される要素も多く、図面の理解や現場の状況把握が的確でないと作業もできないため、電気工事の現場で仕事のできる方が担当している重要作業です。

 

直接従事していなくとも手が空いていたら補助をしたり、仕事を覚えたりします。

 

電気工事でも配管作業がある

電気工事というと電気の配線をしていくだけのようなイメージがあります。
しかし、現場によっては配管を設置する作業も頻繁に行われているのです。

 

具体的には金属配管とスラブ配管の2つに分かれています。

 

まず、金属配管は金属製の配管を使用して電線のラインを誘導する管を設置していくのが特徴です。

 

金属でできた電線管と呼ばれる管を用いて、ハイヒッキー(配管を微調整で曲げられる工具)やハイベンダー(一回の作業で一気に曲げられる工具。別名一発ベンダー)で加工します。

 

ただし、ステンレス製の電線管は強度が強いので使用できません。
無理に使用すると配管も工具も破損します。

 

こういった場合は油圧ベンダーを使用して加工します。

 

主な種類として厚鋼電線管(ねじ付き電線管のうち厚みがあるタイプ)、薄鋼電線管(ねじ付き電線管のうち薄いタイプ)、そして、ねじなし電線管があり、現場の状況で使い分けていくのが特徴です。

 

スラブ配管は、躯体工事(骨組み段階)で施工する配管作業です。

 

さきほど紹介した金属配管と異なり、すべて合成樹脂のCD(Combined Duct、耐燃性のない合成樹脂)管やPF(Plastic Flexible Conduit合成樹脂製可とう電線管)管のいずれかで配管を設置します。

 

エアコンの室外機から出ている蛇腹の管をイメージすると分かりやすいかもしれません。

これらの配管作業を行って、電気工事の配線作業に移ります。

 

電気工事の現場作業のメイン!配線作業

墨出しや配管が完了したら、電気工事のメインといえる配線作業に移行します。
配電盤からコンセントや電灯といった電気設備(負荷と言います)に電気ケーブルを配線していく作業です。

 

配線作業は、現場や配線の種類によって、対応した無数の器具を駆使して、電気工事のプロフェッショナルである電気工事士がさまざまな考えのもとに施工します。

 

職人の数だけ工事の方法があるというくらい電気工事でも奥が深い作業です。

 

現場によっては墨出しのあと、いきなり配線作業に移るという場面もあり、いずれにしてもどのような現場であっても必ず行われる作業といえるでしょう。

 

これは、建設現場が巨大なビルであっても住宅であっても、小屋のような設備であっても規模の違いはあるものの、必ず施工する方法です。

 

まとめ

電気工事の現場での仕事は、家の照明や配線を始め、修繕や施設のメンテナンスなどを行います。
これらの作業はいずれも重要な電気工事であり、建設工事においてもなくてはならない作業です。

 

今回紹介した作業以外にも現場ではさまざまな作業が行われているので、興味のある方は、電気工事会社の面接を受けたり、関連団体に相談して見たりしましょう。

 

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